家庭教師と塾の併用を視野に入れましょう

家庭教師の自分が言うのもなんですが、家庭教師の言われた通り勉強すれば、80%以上の割合で成績はアップします。
家庭教師を付けても成績が上がらない主たる理由は以下の通りです。
1、教師の能力・経験不足
2、生徒(または保護者)との相性が著しく悪い
3、生徒が教師の言われた通りしない(勉強方法・宿題等)

ただ、家庭教師(特にプロの家庭教師)の受講には、相当費用がかかります(月数十万円)。
また、ひとりの家庭教師が、高校入試に必要な科目を全て教えることができる訳ではありません。
家庭教師を複数雇うのは、管理するのが煩雑なので、できれば避けた方が無難です。

そこでお勧めしたいのは、家庭教師に支払うことができる月次の予算を決め、当該予算の範囲内で家庭教師を受講し、受講していない科目や足りない分野については、塾で補完することです。家庭教師も生身の人間なので、何かの事情で講義ができなくなる可能性も否定できません。
また、最新の受験情報をキャッチアップできていない可能性もあります。
リスクヘッジの観点からも、家庭教師に全てを任せるのは疑問です。

難点は、生徒にふさわしい家庭教師を見つけるのにひと苦労なのに、さらに、適当な塾も探さなくてはならないということです。
手間とお金がトレードオフの関係なのは、世の常です。
費用がかけられないのであれば、手間をかけましょう。

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ブログ開始のご挨拶

はじめまして。

東京で、主に私立高校受験のための家庭教師をしております「カテリン」と申します。
これまで、塾・予備校・個別指導塾などで、講師をしておりました経験と合わせて、私立高校受験生に有用な情報を提供しようと思いますので、宜しくお願いします。

さて、この2月、受け持った中学3年生3名全て第一志望(偏差値それぞれ、70、65、62)に合格しました。とても喜ばしいことです。例年第一志望の合格率は4割程度なので、今年は出来過ぎで、来年の反動が怖いです(汗)。

ご存じのように、私立高校の倍率は、不況の影響もあってか、一部を除き、それほど高くはありません。
しかしながら、公立中学における勉強だけで合格できるほど甘くはありません。
また、まぐれで合格しても、高校の席次が下位になり、浮上は困難です。
さらに私立高校に出題される問題は、ほとんど3年に履修するため、中学の学習進度に合わせていたら、とても入試に対応できません。できれば、3年の夏休みまでに中学履修分野を修了させ、秋からは志望校の過去問や入試問題集に取り組みたいものです。

各論については、次回以降にお話します。

BYE

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