家庭教師を選ぶ際の注意事項

 
 3月に入り合格発表が一段落すると、新学期へ向けて家庭教師の争奪戦が始まります。
家庭教師を考えている方は、早めに動いてください。

今日は、家庭教師を選ぶ際の注意事項についてお話します。

1、時給が安い家庭教師には注意
一部の家庭教師派遣会社では、「価格破壊」といえるような時給を設定しているところがありますが、時給が安い代わりに数十万円もする教材を買わされたり、多額の違約金を請求されたりするので、注意が必要です。
 適正価格は、学生アルバイトで3千円以上、プロでは5千円以上でしょう。
考えてみてください。優秀な学生は様々なアルバイト先で需要があり、大学の授業や学生生活に忙しく、安い時給で働くはずがありません。一方、プロは家庭教師を本業として食べているので、効率を優先します。さらに、平日は講義時間が限られます。
それゆえ、優秀な学生やプロは、安い時給で働くことは考えられません。
結論として、安い時給で働く家庭教師の質が自ずと推測されます。

2、家庭教師に何を期待するか、はっきり言いましょう
 「家庭教師におまかせ」では、(寿司店同様)期待外れに終わることが多いと思ってください。
家庭教師を委任する際、リクエスト項目及び条件を明示したほうが無難です。
1、指導してほしい科目
2、目標は「受験突破」か「内申点アップ」か
3、授業の希望曜日・時間帯
4、週(または月)何回で何時間希望するか(できれば、月次予算も)
5、その他、教師に期待すること

3、できるだけ、コミュニケーションを取りましょう
 家庭教師とは、講義期間中はスケジュール調整や成績等で、頻繁にコミュニケーションを取ることになります。そのため、委任の際、コミュニケーションが取りやすい人かどうか見極めてください。
 思うに、勉強だけ教えているような家庭教師とは契約しない方が無難です。受験は、全人格的な競争です。勉強以外にも目を配れるような教師を選んでください。

BYE

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